ノマド先賃貸の検討事項
はじめに
一時滞在先を決定するにあたって考えるべき項目についてまとめる。将来的にも何度か行う作業となるはずなので後から見返したときにスムーズに部屋選びをできるようにすることが目的。
賃貸orマンスリー
今回の件であれば選択が変わるのは4~5ヶ月
- 賃貸
- 初期費用: 10万
- 4万/月
- ※光熱費1万/月
- ※家具なしなので自分で用意する必要あり
- マンスリー
- 初期費用: 2万
- 7万/月
なので賃貸であれば最低でも6ヶ月の滞在は予定して滞在先を探したい。
その上家具を自分で探す必要があるのでその分の面倒さを考慮に入れるとだいぶ気合を入れて移住する必要がある。
検討事項
インターネット環境
短期滞在において部屋に固定回線を引くことはできない。初期費用と退去時の違約金を合わせると3万円はかかるので固定回線は選択肢に入らない。
インターネット無料物件 レンタルルームであれば付いているものが多いが部屋を借りる場合には無いほうが多い。大抵相場よりインターネット利用料程度載せられておりお得ではないが短期滞在においてはこれしか選択肢がない。
ポータブルWiFi 月辺り5000~6000円程度。一時滞在先が田舎の場合は4G回線しかないのでビデオ通話をやるには苦しい状態となるためリモートワークをする上ではビデオ通話ができないなど工夫が必要になる。逆にこの辺りがクリアできるのであればポータブルWiFiで良い。
Starlink 4G回線より速いが一時滞在先での設置場所の確保が困難。設置できるベランダがあるような物件を選ぶくらいであればインターネット無料物件が問題なく選べる。
不動産会社が関係してるかどうか
当たり前だが貸主から直接借りるのが安い。貸主を直接見つけるためにはGoogleの検索結果が低いP2P系のポータルサイトにて部屋を探す(ジモティ等)か若しくは個人でサイトを公開して部屋を貸している場所を探すと良い。
敷金礼金
一時滞在に限らずだが敷金は法的には貸主が好きに使って良いお金なので礼金と同様に扱うこと。厳密には敷金が法外な金額の場合は訴訟にて争うことができるが、短期滞在で支払うような金額で争うのは時間の無駄。
敷金はいくらか余るように設定されていることがほとんどなので不動産会社の人間をトラストできる人間であればそれに期待しても良い。
初期費用
たいていが任意で払う必要のないもの
- 簡易消火器 or 消化器
- 安心入居サポート
交渉次第、管理会社次第
- エアコンクリーニング
- 防虫加工
払う必要のあるもの
- 鍵交換
- 退去クリーニング
駐車場
原付きはたいてい駐輪場に止められる。むしろ駐車場台を払うと言ってもバイクは駐車場に停めると倒れて隣人との駐車トラブルに発展するので断られる。
使い潰すためのバイクであればよいが趣味用バイクだと厳しいだろう。
契約期間
基本的に不動産会社は短期で滞在してほしくないため短期で滞在するとは契約前に宣言するべきではない。法外な違約金条項を契約の際に結ぶことは法的に禁止されているため貸主に有利な条件で契約を結ぶことができないため。 一般的には
- 退去する二ヶ月前に申告すること
- 期間内の退去の場合は家賃一ヶ月分を支払うこと
など、マンスリーマンションの価格と比較すると問題ない場合が多い。 契約書の違約金条項を確認して問題があれば断れば良い。
立地
物件情報には載っていない情報もあるので部屋を選ぶにあたって一桁以下になった場合にはGoogleストリートビューにて近くのスーパーまで歩いてみる。商店街の近くだったなど新しい発見がある場合もある。
家具付きか否か
一時滞在先でも家具は必要。最低限必要なものは後述する折りたたみスタンディングデスク。これがあれば机と椅子は必要ない。 また今回は釣りが目的の一時滞在なので
- 冷蔵庫
- コンロ
- 調理器具
が必要となる
家具詳細
冷蔵庫
釣りが目的なので必要。部屋にない場合はジモティ等で捨てられているものを回収するしかない。
洗濯機
必要ない。コインランドリーで良い
コンロ
キャンプ用のカセットコンロで良い
調理器具
出刃包丁とウロコ取りをを持っていくとして、後はキャンプ用のクッカーで良い。
パスタを作る人種であればフライパンを現地で調達するといいだろう。
電子レンジ
あったほうが便利だが無くても問題ない。
机
ダンボールで良い。ホームセンターなどで10枚2000円で購入できるので現地で買って作る。
椅子
ダンボールで良い。もしくは折りたたみスタンディングデスクを使えば椅子は必要ない。Amazon.co.jp: Levit8 スタンディング用折り畳みデスク (M) : 文房具・オフィス用品
寝具
一時滞在する時期の基本が重要。4~5月滞在の場合は0℃耐寒の春夏用のシュラフで良い。
冬に滞在する場合は滞在先の気温にもよるが-15℃耐寒のシュラフが望ましい。それ以下は暖房で対策するなど別途対策が必要。
まとめ
リモートワーク一時滞在先には都会を選べ。