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アニメ、ガジェットを中心とした雑記ブログ

ヴァイオレット・エヴァーガーデン紹介&感想

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京アニが制作しているヴァイオレット・エヴァーガーデンを三話まで視聴したのでその感想です。前半はまとめですので感想だけみたい人は感想までどうぞ、感想はネタバレ含みます。

 PV

まず初めに!私が説明するより一瞬でこのアニメの良さが分かる動画を見てください!

アニメーションの良さに感動します…

私も初めてこのPV見た時は感動しました。無際限のファントムワールドや境界の彼方のアクション描写も綺麗でしたけど、戦闘シーンじゃなくてもここまで動きを出せるのは流石京アニです。

 

ヴァイオレットエヴァーガーデン京都アニメーション大賞京アニが主催しているライトノベル賞)にて初めての大賞受賞作品ですのでアニメ制作の方にも気合が入ってたことが伺えます。ちなみに京都アニメーション大賞の過去の受賞作の中でも「Free!」や「中二病でも恋がしたい!」は有名ですがどちらも奨励賞です。つまり今までの京アニ作品よりもストーリーに期待をかけてもいい作品ですね。

 

あらすじ 

ホームページにて綺麗にまとめられています。

主人公のヴァイオレットは軍人としてこれまで成長してきたので、自分の意志がない機械のようなヒロインです。感情がないヒロインが人の温かさに初めて触れつつ成長してゆく話は数あれど王道なので良いですね。プラスチックメモリーズは何故か誰も覚えていない。

 

主人公以外にもキャラが複数いますがそれぞれ面白い背景がある伏線がこれまでに貼られてますのでここの掘り下げ回にも期待できますね。何より自己投影型の男主人公が出てこないのが良いですね。

 

世界設定

世界設定はホームページに詳しく書かれていてそこからおおよそ世界大戦が行われた辺りの近世と思われます。その根拠としてまず初めに物語に深く関わってくるタイプライターから考えてみます。

舞台の中心となるライデンシャフトリヒに関する世界設定から

”同時に女性の社会進出が急速に進んで行った。戦後、社会進出が進んだ女性の憧れの職業、その一つが自動手記人形である。

またwikipediaの働く女性から

1874年、タイプライターが市場に登場した。タイピストは女性の仕事とみなされるようになり、女性が事務職に就くようになった

働く女性 - Wikipedia

 

第一次世界大戦が1914年から始まります。また豊富な資源を輸送するために鉄道網が発展して近代的な陸海空軍が発展したとの記述もありますのでそこから大体の世界をイメージできますね。

実際に主人公が突撃歩兵として戦場を駆けてるシーンも見られます。

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ヴァイオレットの回想シーン

 

舞台設定

場所についてですがライデンシャフトリヒは港町です。

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 魔女の宅急便の舞台となったドブロニクだったりヴェネツィアだったりを思い出す景色ですので地中海がモデルでしょう。このような表現が難しそうな舞台をアニメーションでやってくれるのは良いですね。

 

3話でもこのシャフトリヒの景色の綺麗さを褒めるシーンがあり舞台に浸れる意味でも楽しめます。

 

感想とかまとめ 

視聴後

三話まで見てそれぞれのキャラの作り込みや主人公の成長を魅せるストーリーに感動してましたがこうやってまとめる内に世界設定もかなり練られてる事が分かってますます続きが気になる先品になりました。

 

ヴァイオレットが事ある毎に「愛してるの意味が知りたいのです」と言うのはやややりすぎな面もありますがオタクとして気持ち悪く楽しみましょう

 

「戻ってこない」

一話の初めからギルベルト少佐の安否についてホッジンズ中佐は言葉を濁していて死んだかのように思われますが最後まで名言はしていないのでギルベルト少佐はあくまで生きているが何か他の理由で「あいつはもう…戻ってこない」と言われた可能性が高いと思っています。また作者が著書インタビューにて

――作品を創る上で心がけていること、大事にしていることは何ですか?

最初と最後は美しく。読後の余韻が良いこと。読まれる方が没入出来るようにページとページに文章がまたがらないことです。

暁佳奈 インタビュー | 京都アニメーション大賞

 と述べているので少なくとも読後の余韻が良い(意味深)はずです。

 

周囲のキャラ

3話で舞台はヴァイオレットが通う学校に移りますがそこでできた友人の話も良かったですね。これからは今回の様に主人公と各キャラを絡ませつつ成長していく話になるのでしょうか。ベネディクトも実はギルベルト中佐と会社を共同設立してる上にカトレアにも「男のくせにいつまでも!」なんて言われてるのでここの話も後々語られることに期待できますね。

 

アニメーション

境界の彼方の様にバトルシーンはありませんので分かりやすく綺麗なアニメーションはありませんが、ヒロインの柔らかさの表現や光の色彩など他の面で良さを感じることができます。現状では今期一番期待できるアニメだと断言できるのでこれから最終話に向かって毎週楽しみができたのが嬉しい限りです。

 

最後に

もしまだヴァイオレット・エヴァーガーデンを視聴していないなら是非見てください。「百聞は一見に如かず」です。それではまた次の感想で。

自作PCが壊れました

昨日のことなんですがPUBGしてる最中に自作PCが突然落ちました。机の角に置いていて144fpsでゲームしてたので熱で落ちたと思ったのですが、その後電源ボタンを押しても起動しないので明日原因追求しようと思って放置してました。

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分解前

 

そして今日、パソコンを分解してとりあえずGPUとHDDを外して電源を入れてみたら一発で起動しました。

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最小構成にしてマザーボードBIOSビープ音を鳴らすためのスピーカーを付ける手間が省けたので幸いでした。そもそもマザーボードのLEDが正常に点灯していて電源ボタンを押した際に鳴る電源のカチッという音も正常に鳴っていたので後から考えれば明らかにGPUが原因でした。

 

もうちょっと苦戦したことをブログに書きたかったのですが仕方ないですね。中古で買って二年ほど使ったGPUでしたがお疲れ様でした。前の使用者の使い方がどうだったか知りませんが壊れるにはまだ早い時期だと思うので次買うGPUはELSA以外かな…

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ELSA GTX970

また新しいGPUを買ったらレビューしようかと思います。それでは。

 

 

 

 

 

 

日曜学校に潜入してきました

昨日のブログでクリスチャンについて触れましたが今日改めて協会に行ってきたのでもう少し深く考えたことを書きたくなりました。

 

・実際の日曜学校の流れ

宗教といったら何を思い浮かべるでしょうか。こちらに来る前は大川隆法が降霊してるイメージしかありませんでした。実際の協会での流れを簡単に記載すると

・BibleStudyを行う

ここではBibleの文章を引用してどういった意味を込められて書かれたのか勉強します。後にもう一度牧師が集会にて教えを説くわけですが留学生には難しいので予習として特別に事前に勉強しています。

・バンドが聖歌を歌う

前にギターとドラムとベースが出てきて聖歌を演奏して一緒に歌います。様々な教会があるがコンサート会場のようにでかくて歌手と演奏者を呼んでパーティのようにやってるとこもある。そこはカトリック系で神父が協会を経営するためこのように派手になるらしい。神父と牧師の違いについては下記を参照してほしい。

牧師と神父の違い | キリスト教文化入門

・牧師の説教

牧師が教えを説く、ネイティヴ・アメリカンのための説教の上内容がかなり深い内容なので何を行っているのか全くわからない。

・お祈り

亡くなった人、危篤状態にある人、新たに協会のコミュニティに参加するものに祈りを捧げる。

これがおおまかな流れになります。宗派がバプティストなので他の宗派に変わると協会のあり方もまた変わるでしょう。

 

ボトムアップ式の考え方

私は宗教とは体験の蓄積による伝統に支えられたものなのではないかと今考えています。

 

BibleStudyとは要は歴史の勉強です。宗教には様々な制約がありますが、なぜそれを信徒は守らなければならないのか、なぜ協会に人が集まるのか、その根拠について学ぶわけです。例としてあげると今日学んだ内容は「パウロがなぜ回心したのか、そしてその証拠は」についてです。今まで二回しかBibleStudyを行っていませんがどちらも最後はエスが復活した歴史を根拠に物事を語りだしてかなりヤバイ雰囲気を醸し出します。

 

ですがそこから出される様々な人生の歩み方、有名なもので言えば「酒は控える」、に帰結するわけですがそこまでのプロセスが非常に綺麗で古代からヨーロッパで数々の天才が研究して導き出された解釈に感動します(根拠がデタラメでいいのでどんな綺麗事も通る)。

 

結局のところそれを信じて実践している人達がいる限りそのコミュニティ内でBibleは本物であってBibleにて語られる綺麗事は現実になる。それ以外はどうでもいいわけですね。

 

協会という存在も宗教を存続させる強い理由になっていると思います。様々なところで語られているように人は社会的な動物で誰かと何かしらの関係性を持たないと崩壊する生き物ですが同じ聖書を勉強して生き方を学び日曜日に集まる。コミュニテイが形成されやすい条件が整っていて情報の伝達が発生していない昔では役割を発揮していたのではないかと思います。

 

・まとめ

宗教の矛盾について徹底的に検証してきたのが哲学者なわけで哲学書を読んでその考えにどっぷりと浸かっていた身からすると宗教を信じることは到底わからなかったのですがその内側に入ってみて初めて分かりました。敬虔な信徒になれば結婚相手も友達も全く困らないと思われるのでコミュニティ作るのが苦手で自殺したい人はそれこそ宗教ハマれば良いんじゃないかと思った(こなみ)。

留学2週間目

米国についてからまとまった時間が取れなくてブログを書く時間がありませんでした。ここ数日は6時間以下しか寝てないような気がします。

留学当初

テキサスに到着してまず驚いたことは本当に広いなぁの一言に限ります。日本の国道に当たる道路が合わせて10車線あってそのうち二車線は緊急用に使われていないそうだ。

今は大学の外の留学生用の寮に住んでいるのですが近所をぶらぶら歩いてる人はだれもいなくて車がないとどこにもいけないのが現状です。

 

当たり前ですけど日本人が全くいなくて基本的に離すのは英語、英語を聞くことすらおぼつかないのでもうちょっと練習しとけばよかったなぁというのが本音です。

 

ただ聞き取れない英語は大体アクセントの強い英語で私がここで聞ける英語を大まかに分類すると、現地のネイティヴアメリカン(早く話す上アクセントが違う)、アジア系、南アメリカ・メキシコ系、教師の話す北部の標準に近い英語です。

 

正直南アメリカ系の英語を聞き取ることが一番難しいです。同様に意識的にアクセントを近づけて話さないと相手も聞き取ってくれないのでアクセントを正しくしておくのは最重要課題なのではと思いました。

 

留学生は中国人と南アメリカ系の人間が多いです。南アメリカから学生が来るようになったのはここ最近で南アメリカの経済状態は本当に良くなったんだなぁと思います。

 

人間関係

クリスチャン系の大学なので人間は基本的にいい人ばかりです。けど授業が始まる前、食事の前にいきなり祈り始めたりとか、教師が大学のキャリアについて語る時にそれを聖書から引用して語ったりとか色々ときついものがあります。

 

けどそれは日本人の「他人に迷惑がかかるから」だとか「世間の目が気になるから」だとかで他人に気を配って生活してることとしてる事自体は変わらなくて理由を語り始めると気持ち悪いだけなので問題ないです。

 

根本的問題

そもそも話題がない。

 

日本の大学ではいわゆるリア充な方たちと距離を置いて生活することができました。けど今回は語学研修で会えるのは留学で当然向上心のある社交的な人たちばかりです。上述したように相手はいい人でこちらともコミュニケーションを図ろうとしてくれるのですが如何せん話題がない。相手に興味がないから正しい質問も出てこない。

 

 

親交を深めるための意味のない雑談って漢字の通り内容が雑で会話のテンポだけが命。そして自分は興味のない人と話すのが苦手でたまに他人の会話に口挟む程度が良かったんだなって再確認してます。

 

日本人である。同じ国に住んでる。共通の認識がある。その心地よさをこっちに来て実感してます。I love Japan. 正直二度と海外に出ることは無いと思います。今まで自分の駄目な大学生活に自身を持っていませんでしたが今、最高に腐った、けど最高に自分にあった大学生活であったと確信しました。

 

ただ韓国人と台湾人はなぜか親日が多くて、話しかけられるたびにアニメが好きであることを打ち明けられます。将来住むとしたら台湾に住みたい・・・。中国人はアメリカ人と同じで「愛国」がにじみ出ててそれはそれで面白いです。

 

当初はこちらに6ヶ月滞在する予定でしたが今はもう二ヶ月で終えて返ってもいいかなって思ってます。

 

なぜなら英語が上達させるために重要なことって友達を作って深い話題を話すことであることを確信したからです。つまり日本にいて親日オタクの外国人を探して話したほうが話は早いし、もしくは留学するまえにそうしていたようにインターネット英会話で毎日時間を作って話せばそれで十分であることが分かりました。正直かなり痛い授業料でしたが留学して気づけてよかったのかなぁ。

 

留学(渡航前)

10/4から留学に行くことになりました。

行き先はテキサス州です。南部訛りの洗礼を受けてこようと思います。

行くこと自体は一ヶ月半前辺りから決めていたのですが如何せん突然決めましたので実際に大学側に問い合わせて正式な許可が降りるまで非常に微妙な状況が続いていました。

 

しかしこのたび正式にVisaも降りましたので一応米国側からは許可が降りたことになります。(書類は送られてくるも大学側の反応が適当すぎるので完全に現地に行ってからのオリエンテーションにかかってますが)

 

ここで留学前に役に立ったこと残しておきます。

 

・大学側との連絡は日本のアドバイザーを経由した方がいい

私は大学の職員のおすすめで大学を決めて自分で英文でメールを送って留学手続きを進めたのですがこれが非常にきつかった。

まず第一に返信が遅い、次の日に返ってこないのは当然で、実際は一週間に一度しかメールを見てない様で金曜日に送って木曜日に返信が返って来たこともありました。留学前の予防接種に関しても証明書を英語で用意するように頼まれるのだが小さい病院だと英語で書いたことがないといわれるので素直にトラベルクリニックに行ったほうが早い

・留学の計画は早めに

私費留学だとすぐ用意できるみたいですがvisa発行が謎の理由で遅れることもあるらしいので短期留学だとしても直前に決めると非常に忙しいです。後大学生なので奨学金を何かしら使いたかったのですが少なくとも半年以上前から決めて行動しないと取れないようなものばかりなので今回は諦めました。今ならトビタテ留学JAPANとか結構良さそうですね

 

・これから

留学に行ってからはブログの更新速度を上げて

「ブログに書けるような内容のある生活を送る」→「充実ライフのノウハウが分かり効率化する」→「ブログが捗る」

のサイクルを作っていけたら良いなと考えております。

 

次は現地についてから書こうと思います。それでは。

 

 

 

2017/08/30

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

映画館で初めて予告を見たときは正直期待のできるものではなかった。けれども後に米津玄師の音楽のついたPV見た瞬間にビビっときたものがあって視聴。

 

 

まとめ

ストーリー自体はPVとは違わなかったが、悪い意味で予想を裏切るオタクっぽい話だった。色々ツッコミどころがあるから映画見終わった後にあーだこーだ言えるのは良いところ。少なくともメアリと魔女の花にはないもの。

 

以下ネタバレ

PV見た時から「あの時やり直せたら(意味深)」って主人公が言ってるからタイムスリップものであることは容易に想像がついたがそれ以上の進展がなかった。

原作は後に自分の初恋に気づく切なめの内容らしい(未確認)。実際に映画館でも前半はその様な哀愁のようなものを感じたが途中で謎ミュージカルが挿入されて雰囲気が壊れた。ディズニー映画には非常にマッチするのにオタク映画とミュージカルの相性の悪さはなんなのだろうか。

 

いつも映画の感想を述べる時には言ってることだがいかに視聴者に次の展開を予想させないかが物語において重要。その点ではタイムスリップが分かるまで、その分かった後逃げ切るまで能力駆使して世界がおかしくなるところまでは容易に予想がついて残念。

 

また設定が中学生の割にはくだらない下ネタに加えて、くどいくらいに繰り返された打ち上げ花火が平たいのか丸いのか論争は内容が幼すぎて終始違和感があった。

 

ヒロイン

メインヒロインはPV時は戦場ヶ原ひたぎ劣化コピーにしか感じなかったが動いてるところを見てると良いヒロインだった。

 

劇中では主人公とメインヒロインの背景について全く触れられてなくて背景補完するには非常に厳しいものがあるが、そこは別の作品から引用して楽しんだ。適当にメインヒロインは転校生で主人子が覚えてないような些細な事で優しくしてもらったことから自分でも気づいてない恋心を持ってるとかで良いんじゃないだろうか。むしろ見ている人次第で無限に楽しめるところなのでここが一番面白い。

 

映像については随所に3Dが使用されていて、これからシャフトが3Dを使っていく意気込みを感じられて期待させてくれる点で良かった。同様にひるね姫でも3Dが使われていたがこちらは見るに耐えないものでシャフトの実力を感じた。ただ楽園追放にははるかに負けるので頑張って欲しい。

 

最後に

色々言ったけど最終的には「見て損ではない」作品だったと思う。こうしてブログを書いて見たくなるくらいには言いたいところがあった。

 

せっかくなんで今年見た下から見た打ち上げ花火を貼っておきます。

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物欲の話/「貧乏入門」

ここ最近、貧乏、無職、ニート等このようなワードを元に本を読んだりブログを読んだりしてのーもあです。

 
もともとそういう質の人間だからでしょうか、どうしても「何者」を読んで就活に悩む、といった行動はできません。
 
幼少期に親から受けた仕事に対するネガティヴイメージのせいか、決まった予定を入れるのが苦手といった特徴のせいか、何のせいかはわかりませんが中学生の時にははっきりと働きたくないと言っていた記憶があります。
 
閑話休題、そのようなダメ人間ワードに関連する本を探しているうちに「貧乏入門」に出会いました。
 

概略

どのような本か簡潔に説明しますとお寺の住職である作者が仏教の視点から本当の幸福はお金と関係ないところにあるということを自身の経験を交えて語ってくれています。
 
住職が書いているからと言って強い仏道色を感じることもなく平易な文章で書かれていまして、宗教に関心のない私でもすんなり読むことができました。

一切皆苦

貧乏入門から学び今実践中である事柄は3つほどありますがその中でも特に役に立っているものは「一切皆苦」についての話です。
 
なぜ私たちはお金を求めるのか?
それを考察するにあたって私たち人間が本当に感知することができるのは「苦」という感覚だけである、という仏道的心理を理解していただくことが役立ちます。
中略
人間が心と体を通じて感じることのできる刺激は「苦」だけ。ただその量が増減するだけで、すべての感覚は「苦」でしかない。それなのに、その「変動」を心がデータ処理して、「快楽である」と変換してしまう-これが現代的に見た「一切皆苦」であり、仏道の根本原理のひとつ、聖なる心理といわれることのひとつです。
 
完全に同意することは難しくてもこれって私たちが普段の生活でいつも感じていることですよね。
 
例えばどうしても欲しいものができた時、「どうしても欲しい」と強く感じて買うか否か苦しみます。そうしてものを買った時、買った瞬間から商品を持ち帰るまでは幸福なのですが使い始めて数日すると、また別の新しいものが欲しくなっています。
 
「真に優れている本は読んでいる人が既に知っていることを気づかせる本だ」と言われますが私もこの本を読んだ瞬間にハッとなりました。
 
 

どう生活に取り入れるか?

この後本書は私たちが娯楽と思っているものも刺激に翻弄されているだけで本質は「苦」であることを説きます。仕事、生活に必要なもの以外は持つべきではないと語られていまして、作者は非常にミニマルな生活を実践されています。
 
しかし、現状自分は「理屈としては納得できるが、自分の趣味すべてが「苦」なのかな?」と生活一つ一つを見直している最中です。
 
そこで今は、この「一切皆苦」の考えが当てはまりそうなケースで実践しております。主なケースは「物欲」が頭にもたげるときです。
 
物欲は先程も述べたように「どうしても欲しいものができた時」です。今までは物欲に対する勝率はおよそ3割程度でした。(自分の中に物欲には抗うなというモットーすらありました。)
 
しかし、「貧乏入門」を読んでからは、「一切皆苦」の考えを改めて考え、過去にも不必要なものを買って後に後悔した実体験を思い出すと自然と物欲と葛藤する苦しみが引いていきます。
 
ここで重要なのは過去に苦しんだ実体験をいかに鮮明に思い出せるかで、「買っても後悔するだけ」の自分がありありと想像できると自然と物欲に勝利することができます。

私的実践

一切皆苦」を実感するためにオススメしたいのが「後悔記録」です。これは私が簡単な日記をつけていることから発見した手法なのですが自分が後悔した「後悔記録」をつけることによって如何に自分が同じことを繰り返している愚かな人間であるか分かります。
 
初めのうちは何度も同じ間違いを繰り返していることに苦しんでしまうかもしれませんがその過ちの自覚が後々ボディブローの様に効いてきますから頑張ってください。人間はすぐには変わらないです。ははは…
 
上述した手法を試しても「難しい…」という人は一度「貧乏入門」を読んでみることをオススメします。ここに記されたことはあくまでも私にとって役に立ったエッセンスであって本から取り出す要素は人によって全く異なりますから。

まとめ

貧乏入門から学んだことはまだまだ他にもあって現在実践中です!
 
ここに書けるようにある程度目処が立ったらまた書きたいと思います。今回は「一切皆苦」について物欲に焦点を当てて活用の仕方を書きましたが食欲や恋愛、様々な欲に適用できるとてもためになる話です。
 
自分なりの活用の仕方を見つけたらぜひ教えてください。実は食欲に勝つためにはまだまだ時間がかかりそうです。みんなどうやって食欲抑えてるんですか…